こんにちは。中小企業診断士のケイです
皆さんは中小企業診断士という資格をご存じでしょうか?
経営コンサル系の唯一の国家資格であり、近年ではビジネスマンだけではなく学生からも注目を浴びています。
私はこの資格を大学院1年生の時に取得しました。
本記事では私の実体験を基に、大学生の間に中小企業診断士の試験に挑戦するメリットをご紹介します。
10秒でわかる結論!
大学生が中小企業診断士に挑戦するメリット3選!
1.就活で役に立つ
2.ビジネス知識を幅広く習得できる
3.他の資格を取得しやすくなる
大学生が中小企業診断士に挑戦するメリット3選
就活で役に立つ
学生の間に中小企業診断士の資格を取得する最大のメリットは就活で役に立つことです。
皆さんは一年間に中小企業診断士試験に合格する学生の数はどれくらいかご存じですか?
実は、毎年15~20名程度しかいません。
かなり少ないですよね?
就活において中小企業診断士の資格は、非常に個性的かつ希少性の高い強みとして、人事の方にインパクトを与えることができます。
実際に私も内定先の人事の方に「学生でこの資格を持っている方は初めて見ました。」
という言葉をいただいた経験があります。
就活においてこの資格を示すことは、ビジネスに対する高い専門性に加えて、希少性や努力の証拠を人事の方にアピールすることにつながります。
もちろん資格をアピールするだけで内定が決まるということは基本的にはありませんが、資格によってほかの就活生との差別化ができればあなたの就活もきっと上手くいくことでしょう。
ビジネスの知識を幅広く習得できる
同程度の難易度の資格といわれる簿記1級や社会保険労務士では、会計や法律などある分野に特化した専門性を獲得することができる一方で、中小企業診断士の試験では、1次試験において7つの科目について勉強することになります。
これにより経営学、経済学、財務といった会社経営やビジネスにまつわる様々な知識を、幅広く獲得することができます。
皆さんがこれまで大学や会社で学んできた知識やスキルに加えて、新たにビジネスの知識を獲得し、組み合わせることで、唯一無二の強みを作ることができるかもしれません。
私は大学院で学生として研究活動をしながら、中小企業診断士の資格を取得しました。
経営の専門性を持った研究者として、いつか世の中の役に立てればと考えています。
他の資格を取得しやすくなる
先ほども触れましたが、中小企業診断士の1次試験では7つの科目について学習することになります。
そして、それぞれの科目の分野において、より深い専門性が求められる資格が存在します。
例えば、財務会計であれば簿記やFPの資格、経営情報システムであれば応用情報やITストラテジスト、経営法務であればビジネス実務法務検定や知的財産管理技能検定などになります。
中小企業診断士1次試験の学習を通して、各分野の知識をある程度獲得することができます。
一次試験で財務会計が得意だった方は、簿記2級に挑戦し会計の専門性を強化するといったことが可能です。
私の知っている中では、二次試験の受験後から合格発表までの間に、
ビジネス実務法務検定2級に合格した方がいらっしゃいます。
おわりに
今回は中小企業診断士を取得するメリットを紹介しました。
中小企業診断士に限らず、資格試験の勉強は大変ですが、中学や高校までの勉強と違って、実務を意識した勉強になるのでやりがいがありますよ!
この記事が皆さんの挑戦のきっかけになれば幸いです。
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